学力的には上位だったんですが…

「学力的には上位だったんですが…」

そう言ってお見えになったのは、

高校受験が終わるまで通っていただいた生徒のお母さま。

 

受験前は、いま通っている高校の偏差値よりも高い高校を狙えたのですが、

内申の関係で、志望校を下げて無事前期で合格。

 

高校受験が終わってから遊んでしまい、

進学後もだらだらと、

気が付いたら

 

進級が危ないと学校の先生から言われてしまったと…

 

これも私が夏以降、中3のご家庭にお伝えしていることなんですが、

「受験が終わっても夏休みまでは続けましょう。

同じくらいの学力レベルの集まる高校では、差が開くのは夏前後なんです。」

なかなかその時はご理解いただけないことです。

 

でも、その時になって、やっとご理解いただけるんです。

今の高校生は、受験終了後も継続してくれている生徒たちが9割です。

そして、その生徒たちはみな通塾科目だけでなく、

他の科目まで成績がいいんです。

 

数年前は、受験終了後、中3がほとんどいなくなったんですが、

やはり夏休み前後、

「前期で受かったら大丈夫かなって思ってたら、全然大丈夫じゃなかった。」

「うちの子中学の時は成績よかったんだけど、高校に入ったら下の方になっちゃった。」

と言って戻ってくるお子様が多かったんです。

 

そこから中3には早めにその事実を知ってもらって、

受験が終わっても塾に通うという習慣を残してもらいたい。

ということで、面談時にご説明させていただきました。

その成果か、受験が終わっても継続してくれる生徒が増えてきました。

 

その生徒たちも、成績が良くてびっくりです。

ある生徒は、後期で受かったにもかかわらず、

最初の中間で30人抜き、期末で60人抜き、次の中間で100人抜き、

そしてとうとう学年30位以内に入ってきました。

ある生徒は、学校選抜で夏休みにオーストラリア留学に行くのですが、

そのメンバーに選ばれました。

(中学の時は英語が苦手だったので、直前まで行きたくないといっていましたが…)

そのほかにも中3継続組は成績が上がっている生徒がいます。

 

継続は力なり!

ですね。