年内入試のメリットと注意点
こんにちは。今回は、大学入試に関する話題を取り上げたいと思います。
最近、年内入試という言葉をよく耳にするようになりましたが、皆さんは年内入試とは何かご存知でしょうか?
年内入試とは、大学入試の総合型選抜(旧AO)と学校推薦型選抜を指す言葉です。
従来型で筆記試験中心の一般選抜(一般入試)が1~3月にあるのに対し、9~12月に実施・合否が出ることが多い受験形式です。
年内入試のメリットは何でしょうか?
まず、早期に合格が決まることで、受験生の精神的な負担が軽減されます。
また、一般入試よりも人物重視で評価されることが多いので、自分の個性や特長をアピールできるチャンスがあります。
さらに、一般入試では競争率が高い人気の大学でも、年内入試では比較的容易に合格できる場合があります。
しかし、年内入試にも注意点があります。
一つは、専願の場合が多いことです。
つまり、他の大学に出願できないことが多いので、よく考えてから出願する必要があります。
もう一つは、年内入試で合格したからといって油断しないことです。
年内入試で合格した大学に進学する場合でも、高校卒業までに必要な単位を取得することや、大学入学後の学力不足を補うことなど、自分自身で責任を持って勉強する姿勢が求められます。
以上、年内入試のメリットと注意点についてお話ししました。
年内入試は受験生だけではなく、大学側も積極的に行っている傾向があります。
2024年度入試では新課程入試の前年に当たるため、現役生は安全志向で年内入試を意識するケースが多くなることが予想されます。
皆さんも自分に合った受験方法を見つけて、目標の大学に進学できるよう頑張ってください。