お母さん!何かしました?

072862「お母さん!何かしました?」

 

と、学校の先生に言われたのは

中学受験を控えたお母様。

 

首都圏模試の結果を見ながらご面談させていただきました。

 

前回からの偏差値大幅アップ。

そして夏以降学校の生活。

消極的

積極的に

 

算数の問題をいつも2番目くらいに終わらせていた。

一番に持ってくるようになった。しかも他の生徒はまだまだ解いている途中。

先生も困って、分からない生徒に教えてあげてと指示。

 

手を上げて指名されても、聞こえないような声で発表。

大きな声ではっきりと発表。

 

などなど、夏休み以降学校での学習態度が大きく変わったということで、

学校の面談時に、

「お母さん、何かしました?」

と聞かれたそうです。

 

何よりうれしかったのは、算数のテストで95点で悔しがっていたとのこと。

なんで100点じゃないんだと、不貞腐れていたところ、

先生に、もう一回やってみるかと言われ、

見事に100点を取っていたとのことです。

 

これを聞いて、思い出しました。

1988年、ソウルオリンピックでマラソンの中山選手が行ったセリフ。

「1位じゃなければ、2位もビリも一緒」

日本人最高位の4位なったにもかかわらず、

その結果に満足しない、意識の高さに当時驚きました。

 

そして、

うちの塾にも同じような意識の高い生徒に育ってくれたこと

なんだか嬉しくて、涙が出てきました。

駄目ですね。年をとると涙腺が緩んでしまって・・・