高校入試問題が、新大学入試問題を見据えての問題に変わってきています。

全国的に、高校入試問題が新大学入試問題を見据えての問題に変わってきています。

例えば、

2017茨城県の英語の入試問題。

英語の授業で下のテーマについて討論することになりました。賛成、反対どちらかの立場を選び、その理由も含めて、あなたの考えを35字以内で書きなさい。

(注意)I agree または I disagree のどちらかで書き始めることとします。また、この2後も語数に含めるものとします。符号(, . ? !)などは語数に含めないものとします。

(テーマ)young people in Japan should visit foreign countries.

(日本の若者は外国を訪れるべきだ)

 

2017埼玉県の英語の入試問題

次の英文を読んで、あなたの考えを(条件)に従って40語以上50語程度の英語で書きなさい。

Some people say that students in Japan should study abroad they are young.What do you think about this idea?

(日本の学生は若いうちに海外で学ぶべきだといわれる。あなたはこの意見についてどう考えるか)

(条件)賛成か反対か自分の立場を明らかにして、その理由が伝わるように書きなさい。符号(, . ? !)などは語数に含めません。英文の数は問いません。

 

 

同じ年度で、ほぼ同じ問題が出題されています。

これは偶然でしょうか?

・・・

・・・・・・

 

実は、新大学入試テストの例題に

Students in Japan shuold travel abroad.Do you agree or disagree with this statement?

Give one or more reasons why you think so.

(日本の若者は外国に旅行すべきだ。あなたはこの意見に賛成か反対か。そう考えた理由を1つ以上加えること。)

とあります。

そっくりですね。

 

全国的にこの傾向は強まっているようです。

 

千葉県の公立高校入試も変わってきました。

リスニングによる配点が100点中33点です。平成28年度入試が21点でしたので、12点分増えてきています。

29年度入試は、リスニング33点、リーディング44点、ライティング23点という配点でした。

28年度入試は、リスニング21点、リーディング44点、ライティング35点でした。

今までライティングにあった単語のつづりが、そのままリスニングの単語のつづりにいった形です。

 

英語の4技能を伸ばすため、来月行う講師研修で話をしていきます。