本日午前中、地元の防災セミナーに出席してきました。
講演として、一般社団法人まちかど防災「減災塾」の話を聞いてきました。
そこで「減災」という言葉を初めて聞きました。
皆さんご存知でしたか?
防災は災害を防ぐ。
減災は災害を減らす。
災害を未然に防ぐことは不可能ですが、減らすことは可能です。
以下、減災チェック項目を各ご家庭でチェックしてみてください。
①家の家具は家族全員で安全を考えて配置したり家具転倒対策をしている。
②指定避難所までの安全な経路を家族全員が知っている(地震・水害など)
③指定避難所・福祉避難所・企業の施設避難所(民意)の存在を知っている。
④家族全員で集合する場所や連絡手段(171・災害メール等)を事前に決めている。
⑤食料・水・子供/大人用のおむつ・生理用品など7日分は備蓄している。
⑥指定避難所・福祉避難所、または在宅(自宅)避難の備えは十分ですか?
⑦「緊急地震速報・特別警報」発令で、どう行動するのか事前に決めている(家庭・職場)
⑧行政からの災害情報を知らせる災害通報メール等に加入していますか?
⑨停電・断水・排水禁止に備えて給水袋や排水袋などの運ぶものを事前に用意している。
⑩自治会や自主防災会の防災訓練・学習会に参加している。
の10項目中、最低でも5個はチェックが必要だそうです。
残念ながら私は足らなかったので意識を変えていかないといけませんね。
その中で⑤食料の備蓄ですが、災害時によくあることで、カップラーメン等日持ちするものを先に食べてしまう傾向があるそうです。
冷蔵庫などには食料となるものがたくさんありますので、日持ちしないものから消費していくということが必要です。
この辺りでライフラインが停止してしまっても復旧は早そうですが、何があるかわかりません。
大きな震災では、行政が情報収集などのために3日間は必要で、そこから支援等が始まるそうです。
支援物資が届くまでにまた数日。
そのため7日間分の備蓄が必要ということです。
皆さん避難所はご存知ですか?
市進グループHPの谷津教室ページでは避難所情報を掲載しておりますので一度ご確認ください。
ご注意いただきたいのは、小・中・高の各学校に避難される際、体育館は避難所として利用できますが、教室等校舎内は利用できないということです。
というのも、体育館は行政の持ち物で、校舎は教育委員会の持ち物だからだそうです。
最後に忘れないでいただきたいのは
災害時、行政の方々も同じ被災をされているということです。
同じようにつらい思いをされています。